2017年最高のゲーム!「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を徹底レビュー!自由度の高さややり込み要素!
こんにちは、まゆ助です!
今日は2017年を代表するゲームである「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を徹底的にレビューしたいと思います。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドについて
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」は2017年3月3日に任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」と同時に発売されました。
また、同時にWiiUの目玉ソフトのトリを飾ったソフトでもあります。
定価は6980円+税と他のゲームソフトと同等の価格帯です。
本作は2015年から開発が進んでおり、2016年のWiiUソフトとして発売が予定されていました。
しかし、二度の発売延期を経ており、2017年に満を持して発売されました。
ゼルダシリーズ初となるDLCも発売されており、なかなかのボリュームで2500円と比較的安いのではないかと思います
発売前から話題となっていたのは「ゼルダ初のオープンワールド」「性能面の大幅向上」「やり込み要素の多さ」あたりでしょうか。そのあたりも交えて書いていきたいと思います。
ここがすごい!:とにかく自由!
まずは本作の自由さについて書いていきましょう。
先にも書きましたが、本作はオープンワールド風のゲームとなっています。
風というのは公式では「オープンエアー」と表現されていることやダンジョンに入るにはローディングが必要だからです。
ですがエリアを移動するのはシームレスです。そのため馬に乗ってマップの端から端まで駆け回ることだって可能です。
特に本作では崖に上る、という独特なアクションが加えられています。
これは他のオープンワールドのゲームに前例がなく斬新で衝撃的なアイデアだと思います。
この「シームレスな移動」と「崖のぼり」のふたつが掛け合わさることで本作のマップは高低差があっても、どんなに広くても全くストレスを感じません。
それどころかなんでもできてしまう、という自由さに驚き感心するばかりです。
他にもこのゲームを象徴する自由さが表れています。
それは物理エンジンです。
物理エンジンによって何が起こるかというと「ゲーム内のアイテムやプレイヤーが現実の重力のような力を受けた動きをする」ようになります。
本作ではこの物理エンジンをふんだんに利用し、ゲームの自由度をさらに広げています。
例えばビタロックというアイテムを使えば「固定した物体に攻撃することで力を貯める」ことが可能です。
その力を解放すると物体は加えられた力のベクトルに飛んでいきます。これを利用して丸太を吹っ飛ばし、それに乗って移動することもできます。
他にもマグネキャッチというアイテムは鉄製の物体を磁石の力で操ることができます。いろいろな物体を組み合わせてシーソーを作り、その上から鉄球を落とすことで反対側にある物体を高く飛ばすこともできます。
文章だけでは伝わりにくいと思うので以下の動画でその自由さを確かめてください。そして実際に体験して自分なりの楽しみ方も見つけてほしいと思います。
本作では祠というミニダンジョンが120個存在します。ゼルダの名物である謎解きをこなしていくのですが、そのダンジョン内で物理エンジンを多用します。むしろ物理エンジンを使っていないダンジョンの方が少ないと思います。
それに先ほどから述べているようにこのゲームはとても自由です。なのでダンジョンの攻略方法も何通りもあるのです。人のプレイ動画を見ていたら自分とは違う解き方をしていて驚いた、なんてこともありますよ。
本作のストーリーも実は自由なのです。
どういうことかというと、ストーリーの軸はゼルダシリーズの典型的な「リンクが姫のゼルダを助ける」というものになっていますが「いきなりラスボスを倒すことだって可能」なのです。
一般的なRPGではストーリーに沿って行くうちにレベルが上がったり強いアイテムを入手したりして、ラスボスとのバトルになることでしょう。
ですが本作はゲームが始まってすぐにラスボスに挑むことができます。
もちろん非常に強力な相手なので苦戦を強いられますが、1時間以内にゲームをクリアしてしまう強者もいます。RTAと呼ばれるゲームクリアまでのタイムアタックでは毎日熱い戦いが繰り広げられているでしょう。
もちろん、普通にストーリーに沿ってクリアを目指すこともできますが、そのストーリーも多く枝分かれしているので誰一人同じ攻略方法は存在しない、と言い切ることができます。
どの順番で攻略してどのタイミングでラスボスを倒すのか、すべてが自由なのです。
以上の「行動の自由」「物理エンジンの自由」「ストーリーの自由」
これら3つの自由さがうまく掛け合わさりゲーム全体を斬新なRPGにしているのだと思います。
また、これらの自由さは無限の可能性を生み出します。
それは「プレイ動画だけで満足できない」ということです。
一般的なRPGはプレイ動画を見てしまうとストーリーやラスボスの倒し方が一辺倒になってしまう気がします。ゲームとしてもストーリーが一本道で進んでいくのでどうしても似たものになってしまいます。
本作は違います。一人ひとりがそれぞれのクリア方法を見出すことができるのです。
ここがすごい!:やり込み要素満点!
そのゲームを購入するか迷ったときみなさんは何を気にしますか?
私は「やり込み要素」を気にします。
本作ではそのやり込み要素は半端ないです。
まず、先ほど述べた祠は120個あります。(DLC分を除く)
1つを攻略するのに平均5分だとしても単純計算で600分、10時間です。
これだけだと物足りない人もいるでしょう。
他にもまだまだあります。
「○○を持ってきてほしい」「~~を倒してきて!」といったミニチャレンジは76個あります。(DLC分を除く)
1つあたりにかかる時間はかなり差があり、その場でクリアできるものから目的地に向かわなければならないもの、謎解きをしなければならないものなどまちまちです。
かかる時間はおそらく10時間以上だと思います。
ですがいわゆるお使いと言われる「○○をもってきて」というものばかりではなくそれぞれ特徴があったりするのでやっていて飽きないです。
最後のやり込み要素はコログの実です。本作ではマップの至る所にコログと呼ばれる妖精が隠れています。その見つけ方も様々。光っている場所に行けば見つかるものから、地蔵にお供え物をすることで見つけることのできるもの、馬で柵を飛び越えることで現れるものなど普通では気づかないものも多いです。
気になるその数はなんと900個!
これらすべてをノーヒントで見つけた人はいないのではないでしょうか…
DLCのアイテムとしてコログが見つけやすくなるお面が手に入りますが、それでもこの数全てを見つけるのは至難の業です。実際私もまだ見つけ終わっていません(笑)
最後に
2017年のゲームオブザイヤーに輝いた「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」
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